プロのイラストレーターを目指すには専門学校に行ったほうがいい?

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最近は、最前線で活躍しているプロのイラストレーターがYouTubeやpixivなどで講座を公開していて、「イラスト・マンガの専門学校へ行く必要はあるの?」という声も増えてきています。

これからイラスト・マンガ専門学校へ入学しようか迷っている方にとって不安になる意見ですよね。

そこで今回は、イラスト・マンガ専門学校に通うメリットとデメリットや独学で学べるのか?をそれぞれ比較しながら詳しく解説します。

イラスト・マンガ専門学校へ入学するメリット

まずは、本題のイラスト・マンガ専門学校へ入学するとどんなメリットがあるのかを独学と比較しながら解説していきます。

仕事をするうえで必要な技術を効率よく学べる

確かに、イラストや漫画の描き方だけを学習するのは、YouTubeやSNSなどでも可能ですが、絵を仕事にするうえで必要な技術は他にもたくさん挙げられます。

例えば、様々なデジタルソフトの使い方やデザインの基礎からキャラクターデザインへ活かすテクニックなど、網羅的に学習した上でその技術の応用部分まで専門学校なら学ぶことができます。

また、負荷の高いソフトウェアを快適に操作できる環境が揃っていたり非常に高額な3Ⅾソフトウェアに触れることができるのも専門学校ならではのメリットといえます。

独学では、バラバラの知識を拾い集めて自分自身で整理する必要がありますが、専門学校では各分野ごとに考え抜かれたカリキュラムが組まれているので、安心して最も効率よくイラストや漫画について学習することができます。

専門職への就職サポートが充実している

クリエイティブな現場では、即戦力が求められるので実践に近い経験をした人を優先的に採用する傾向にあります。

専門学校では、ゲーム会社などと連携してカリキュラムの中に学んだ知識を実践できる場が設けられていることも多く、このような経験が就職時に役立ちます。

また、活躍によってはインターンシップの誘いや企業からの面接オファーがあるので、自分自身の実力をアピールする機会に恵まれています。

学びながら実践形式で経験を積めるのは、専門学校へ行く大きなメリットといえます。

特に、アミューズメントメディア総合学院では、就職・デビューどちらもサポートが充実しているのでお勧めです!

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対人スキルを身に着けられる

独学とは異なり、専門学校はチームで何かを制作したり、多くの受講生と一緒に授業を受けるので、自然と対人スキルが身につく場でもあります。

どれだけレベルの高い技術を持っていても、社会人ともなればプロデューサーや経理担当者、営業など別の仕事をしている人とも連携して仕事を進めなければなりません。

また、仕事が絶えないクリエイターの特徴のひとつに「頼みやすい雰囲気がある」ことがよく挙げられているので、しっかりとコミュニケーションを取れることも大切なスキルの一つです。

同じ目標を持った仲間と学習できる

独学では、一人で黙々と学習を進めて、作品制作を行うことになるため「孤独感」や「このやり方で本当にいいのか?」といった不安が常に付きまといます。

また、どうしてもモチベーションが上がらないときにサボってしまったり、SNSで画力の高い作家の作品と自身の作品を比較して落ち込んでしまったりと、精神的に辛い場面が多々あります。

一方で、専門学校で学んでいると、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間と出会うことができ、モチベーションの向上に繋がります。

一人で学習を継続できるか不安‥‥」と悩んでいる方にとっては、専門学校は最適な環境といえるでしょう。

仕事につながる人脈を築きやすい

専門学校の講師は、元漫画家の人や現役イラストレーターの人が多く、特別講師として非常に有名な人気イラストレーターがやってきたりと人脈を広げるチャンスがたくさん用意されています。

特別講師は、主に年に数回講演や質疑応答をするくらいなので、コネクションを築くことは難しいと思いますが、常勤の講師(教員)とは良好な関係を築いておきましょう!

いくら実力主義の業界とはいえ、人脈がなければ来るはずの仕事も来ないので、イラストレーターや漫画家であっても人間関係は仕事上、最も大切な要素の一つであります。

デメリット

これまでイラスト・マンガ専門学校へ通うメリットを紹介してきましたが、一方でデメリットはあるのでしょうか?

受け身の創作活動になってしまいがち

イラスト・マンガ専門学校へ入学すると、プロとして活躍できるスキルを身に着けるためのカリキュラムがしっかりと用意されています。

そのため、授業を受けているだけで成長していける環境であるがゆえに「出された課題だけやる」受け身の姿勢が根付いてしまい、課題外の創作活動をやらなくなってしまう人は少なくありません。

企業側としては、同じ学校の学生のポートフォリオを沢山見るわけですが、その内容が課題で制作したものばかりだと「指示されたことしかしない人」と評価されてしまい、書類選考で落とされてしまいます。

学校の課題以外にも、意欲的に作品作りを続けられることがプロのイラストレーター・漫画家に求められる素質・スキルだと言えます。

必ずプロになれるとは限らない

専門学校では、最先端の技術を学んだり、チームで協力して課題を制作するので、スキルアップにかなりの期待を持てますが、一方で必ず全員がその道のプロになれる保証はありません。

イラストレーターの募集も数に限りがあり、専門学校以外にも美大などからも募集があり何十倍、何百倍という倍率を勝ち抜いていかなければいけません。

フリーランスという道もありますが、最初は人脈も納品実績も少ないため、イラストや漫画一本で生活していくことが難しく、アルバイトや他の仕事をしながら続けていくことになるでしょう。

遊びすぎてしまう

専門学校で出会った気の合う友達とつい放課後や休日に絵とは関係ない遊びをしてしまい、アルバイトもしていると課題をする時間もなくなり、ついには学校に来なくなってしまう人も中にはいます。

コースによっては2年しかない場合もあり、短い期間でどれだけ沢山絵を描けるかが将来につながるポイントにもなるので自制心を持つことも大切です。

まとめ

専門学校は、しっかりとしたカリキュラムが用意されており、サポート体制も充実している一方で、絵を描くのは自分自身なので、プロになるためには本人の努力が不可欠となります。

ただ、独学では非効率な学習方法や技術に対して間違った捉え方をしてしまう可能性があることから効率よく正しい学習方法で画力を高めることができる専門学校への入学はお勧めです!

プロの現場では、Adobe製品のほかにCLIPSTUDIOも必須になりますので、入学前に準備しておくことをお勧めします!(リンクは下記から!)

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