絵柄に意味を持たせて垢抜けた絵に安定させる方法

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たこくらげ
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違和感のある絵には、共通してるポイントがいくつかあるよ!

絵柄は、流行り廃りが激しく人気作家になろうと思えば、フレキシブルに流行っている絵柄を自分のイラストに取り入れることが大切になります。

しかし、絵を描き始めて間もない頃は、自分の絵柄に違和感を感じつつも、どこを修正すれば垢抜けるのか分からないものです。

そこで今回は、垢抜けたイラストに仕上げるために注意すべきことを中心に書いていこうと思います!

絵柄とは

絵柄とは、描き手による手ぐせやオブジェクトなどの配置や構図、模様の入れ方など絵に関する特徴を総合して呼びます。

一方で、混同されやすい「画風」は、絵の雰囲気など抽象的な意味合いを含んでいます。

つまり、絵柄とはデザインのことを指して画風は雰囲気を指します。

よく「絵柄を見直す」と言われますが、デッサンや模写などを通して強く影響された作家さんや自分の手ぐせが反映されたものなので、絵柄を変えるにはかなりの時間が必要になると思われます。

違和感のある絵柄になる原因

絵を描き始めて間もない頃は、どこか違和感があるけれど、具体的にどこを修正すれば垢抜けるのか分からなくなりがち。

そこで、多くの人が陥る違和感のある絵になる原因について見ていきましょう。

  • 左右非対称
  • 筋肉や骨格を無視している
  • メリハリがない
  • 衣服のシワや構造が現実からかけ離れている

これらが主な原因として挙げられますが、どうしてこのような事態に陥ってしまうのでしょうか?

考えられる理由としては、下記が挙げられます。

  • 下描き段階で、迷い線が多くペン入れ時に誤った線を引いてしまう
  • 資料を見ずに想像だけで描いている
  • 苦手な部位はなんとなくごまかして描いている
  • アタリを取らずに下描きをしている
  • 修正せずに妥協している
  • 昔模写した古い絵柄の影響を強く受けている
  • 最初から細部に集中してしまっている
  • 人体を描くときにパースを意識していない

解決方法

上記で挙げた原因を解消していくことが、最短で垢抜けた絵に仕上げる方法と言えますが、いきなり意識したところで絵が上達するわけではありません。

考えて描くのはもちろん、自分に身体化させることで自然と行えるように癖づけることが大切です。

いつものクセに引っ張られないように注意しながら創作活動を続けていくことで、有意義な時間を過ごすことができるでしょう。

複数の絵柄を描き分けるメリット・デメリット

絵柄について研究していくと、自然と複数の絵柄を描き分ける能力が身につくもの。

それによるメリットが有る一方で、もちろんデメリットも存在します。

メリット

絵柄の数だけ需要が増えるので、案件を獲得しやすくなります。

また、依頼されるときに「このようなイラストを描けますか?」と質問される事が多いので、そこで描けると言えるとかなり強くなります。

デメリット

中途半端な完成度の絵柄だと、作品ごとに絵柄がコロコロ変わってしまい、確固たる武器がない状態となり、評価が安定しなくなります。

また、誰でも描ける絵柄だと価格競争になってしまうため、注意が必要です。

まとめ

絵柄は、一見個性のように見えても実はトレンドが存在し、取り入れないと古い絵柄と呼ばれてしまい需要がどんどん減少していってしまうものです。

敏感にアンテナを張り巡らせて、流行の最先端の絵柄を取り込み、仕事やファンアートに活かしていきたいところですね!

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