近年、様々な特化型SNSサービスがリリースされており、面白い機能が盛りだくさんのものがあります。
そこでこの記事では、イラストが投稿できるSNSを調べてみたので、比較しながらご紹介したいと思います。
kakuba
kakubaとは、クリエイター還元を目的に生まれたイラストSNS・画像投稿サイトです。
ユーザーが投稿したイラストに併載されている広告が利用者に閲覧された際に得られる広告収入を、クリエイターに還元される サービスが最大の特長となっております。
投稿できるイラストは、新規絵、過去絵、一次創作、二次創作など作品規定がなく、誰でも気軽に投稿できるのがおススメポイントです。
シンプルなホーム画面で、新規投稿イラスト一覧やランキング一覧などワンクリックで表示でき、ページが切り替わることなくスクロールしてイラストを探すことができるので、とてもストレスフリーに感じました!
Raiot
Raiotとは、2018年にサービス開始した比較的新しいイラスト投稿サイトです。
ポイントは、会員登録していないユーザーからも「いいね」が貰えるので、イラスト投稿者側からすると、より多くの人に反応してもらえる点が嬉しい。
ホーム画面は、Instagramのような画像がズラリと並んだスタイルで、感覚的にイラストを閲覧できるような設計も魅力的ですね。
ただ、閲覧者が書いたコメントに対して返信することができない仕様になっているため、交流という面では、Twitterなど他のSNSで行うしかない。
このサービスには、「めちゃくちゃ好きボタン」という課金して送信する「いいね」が用意されており、貰ったクリエイターは、ポイントが加算されて500ポイントを超えると現金化したりギフト券に換金することができる。
GALLERIA(ギャレリア)
『創作SNS ギャレリア』とは、毎日数千人規模で登録者数が増えている絵描きたちに注目されているイラスト投稿サイトです。
このアプリの開発者は、『手書きブログ』というイラスト投稿SNSも運用しているようで、SNSの運用知識が活かされています。
サービス開始から9年が経過した現在、「見せたい」を「守る」要素を追加して、ユーザーライクなインターフェースが追加され、「新着避け」や「検索避け」など、特定のコミュニティのみに作品をひっそりと見てもらいたいユーザーに嬉しい機能があります。
また、「コマンドタグ」と呼ばれる、特別な動作をするタグが用意されており、投稿後何時間後に自動で削除するか、指定するものも存在します。
TINAMI
TINAMIとは、イラストやマンガを投稿できることはもちろん、3Dモデルや小説、コスプレも投稿できる投稿サイトです。
比較的オリジナル作品(一次創作)が多いと言われており、上級者の多いpixivと比較すると、初心者向けのSNSといった印象を受けます。
定期的に、コンテストが開催されているので、他のイラスト投稿サイトと併用して利用するユーザーが増えているようです。
ポイピク
ポイピクとは、人目を気にせず気軽に落書きをポイポイ投稿できるイラスト投稿サービスです。
このSNSには、イラストに対する評価(ブックマークやいいねなど)が存在しない代わりに、感情を表現する絵文字を使って反応する機能があります。
また、他人からフォローしているユーザーもフォロワーも見られない仕様のため、プライバシー重視で、他のサービスよりも安心して投稿することができる印象です。
最高で、200枚を一度に投稿できるので、ボツ絵や落書きなど、pixivなどのSNSでは投稿しなかった絵を保管する場所としても利用できるのではないでしょうか。
imagis(イマジス)
imagis(イマジス)とは、絵描き同士の交流目的に使われることの多いイラスト投稿SNSです。
イラストを投稿できる他、ブログのような日記を投稿することもできる面白い機能があります。
使用した感想としては、絵描き用ブログといった印象で、pixivやTINAMIと比較すると、それほど多くの人にイラストを見てもらえるわけではないので、交流用として利用する方が多いのかなといった印象を受けました。
Fantasfic
Fantasficとは、「自動翻訳機能」やクリエイター同士がつながる「サークル機能」、「投げ銭機能」など、様々な機能が盛り込まれた次世代作品投稿型プラットフォームです。
投げ銭には、仮想通貨EXCというものが使われており、企業やユーザーが定期的に開催するコンペの決済方法としても利用されます。
今流行のブロックチェーン技術を活用したSNSなので、全く新しいサービスといった印象です。
意外に思う方は多いかも知れませんが、Instagramは写真だけではなく、イラストも投稿することができます。
ただ、PCから投稿するには、Google Chromeを使って投稿する必要があるため、一度他のSNSにイラストを投稿して、それをスマホに取り込んでからアプリ側でイラストを投稿するのが、分かりやすいでしょう。
ニコニコ静画
ニコニコ静画とは、ドワンゴが運営するniconicoの静止画サービスのことです。
ニコニコ動画同様に、二次創作が盛んで、「クリエイター奨励プログラム」という奨励金が発生する制度で、お小遣い稼ぎにも使えます。
以前は、プレミアム会員にならないと、ロクにサービスを受けられず、上記のクリエイター奨励プログラムも受けられませんでしたが、現在は、本人確認を行えば一般会員でも登録することができるようになりました。
使ってみた感想としては、イラストよりもマンガの方がバズりやすい傾向にありました。
Twitter・pixiv
アマチュア作家から多くのクリエイターたちが、商業デビューするきっかけになったこれらのSNSは、言うまでもなく、大人気SNSです。
ただ、多くの人が使うため、ランキングやバズるには、かなりハイレベルな画力や面白いネタを盛り込む必要があり、初心者ライクとは言い難いものとなっています。
pixiv以外のイラスト投稿サイトで、ランクインを目指して、達成したらpixivランキングインを狙うなど、ステップアップを自分自身で決めておくと、モチベーションが保てておすすめです。
最後に
今回は、代表的なイラスト投稿サイトを紹介していきましたが、まだまだたくさんのイラストを投稿できるSNSは、存在します。
Twitterやpixivだけではなく、他のSNSにも投稿すると、より多くの人に見てもらえてモチベーションを高く保つきっかけになるのではないでしょうか?
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