絵を描き始めた頃は、どうすれば上手くなるのか検討もつけずに、ひたすら模写をしまくりましたが、模写は上手くなっていくのですが、なかなかオリジナルイラストが描けませんでした。
そこでこの記事では、イラスト制作における画力向上のための練習法やコツを解説していきたいと思います。
デッサン
デッサンとは、「絵全般」のことを言いますが、日本では、目の前の実物を写実的に見たまま描く練習のためのイラストという意味で使われます。
美術大学の受験項目やゲーム・アニメーション制作会社の入社試験にされていたり、かなりイラストを仕事にしようとする人たちにとって重要なスキルとなっています。
絵の上達には、線で立体感や輪郭、陰影を忠実に表現する力を身につけることが必須なので、そのスキルを磨く方法としては、ベストなアプローチです。
単に、描くものを決めてコピー用紙に鉛筆でガシガシと描いていっても、徐々に上達すると思いますが、やはりデッサンにも基本的なやり方があるので、参考書などでデッサンのやり方について学んでから取り組むと、より効率的に画力を上げることができるでしょう。
クロッキー
クロッキーとは、速写画と呼ばれる対象を素早く描く(10分程度)ことをいいます。
動きのあるものを素早く理解して表現する練習なので、人間や動物が描く対象となることが多いでしょう。
クロッキーの対象物として、 ポーズマニアックス という絵の練習支援サイトを使うことをオススメします。
このサイトには、様々なポーズを取ったモデルを様々な視点から映しているので、人体の動きや構造の理解にもつながります。
スマホアプリにもなっているので、ぜひダウンロードしてクロッキーを始めてみてください!
絵に関する勉強
近年、絵の描き方専門のウェブサイトや参考書がたくさんリリースされているので、表現方法や理論などを勉強することは大切です。
こちらのページで、オススメの参考書を紹介しているので、ぜひ御覧ください。
模写
僕としては、模写は画力向上のために行うものではなく、その対象にしている作家の絵柄を自分の作風に取り入れるための過程だと捉えています。
某週刊少年マンガの担当編集さんに、「たくさん模写してください」とアドバイスをもらいましたが、これは、絵を上達させると言うよりもその雑誌に掲載されやすい絵柄に近づけてください、という意味だったのだと思います。
よく、コピー用紙にシャープペンシルのみでモノクロ模写をしている人を見かけますが、やはり色まで模写したほうが、立体感や処理方法を学べるので、より効率的に画力向上を狙えます。
自己添削
自分が描いたイラストを翌日見てみると下手くそに感じたことはありませんか?
それは、自分の美的感覚が向上したために、描いた直後は満足していたイラストも、翌日になって見てみれば下手くそに思えるのです。
ただ、「下手くそだな」と考えるだけで終わらせずに、「どうして下手くそに思えるのか」と自己添削して、次に描くときの糧にすると、より有意義な練習となります。
まとめ
世の中には、まだまだイラストの練習方法はたくさん存在しますが、今回取り上げた練習方法やコツを繰り返すと確実に画力向上することは間違いないでしょう。
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