パースについてそれほど理解が深くないたこくらげです(-_-;)
さて、今回紹介する書籍は、人口建築物やロボット、背景などの精密な描き方が図解されながら掲載されている『スコット・ロバートソンのHOW TO DRAW』です。
最近では、様々なパースに関する参考書籍が発売されていますが、本書は趣味というよりプロフェッショナル向けの技術が次々に解説されている超難解な書籍です(笑)
しかし、この本さえ押さえておけば、複雑な武器や乗り物などを漫画で表現することにも繋がりますし、スキルアップの面ではとても優れた一冊でしょう。
それでは、詳細なレビューをしていきたいと思います。
『スコット・ロバートソンのHOW TO DRAW』とは?
ハリウッドのアーティストによるアートブックを数多く手掛けるDesign Studio Pressの創始者であり、Art Center College of Designのコースディレクターを務めた経歴を持つスコット・ロバートソン氏により書かれた本書は、様々な分野で応用できるように作られています。
主な業界・分野は、インダストリアルデザイナーやアーキテクト、イラストレーター、コンセプトアーティストなどです。
Amazonの評価では、下記のようにかなり高評価でした!
★★★★★ 買うべき価値
まだパラパラと読んだだけですが、本気で買ってよかったと思わせる資料、教科書としての価値がありました。
線画、オブジェクト造形の勉強がしたい人は買っておいた方が良いでしょう。技法や考え方を指導した本ですので、書かれていることを全て覚えてしまえばその限りではありませんが、その内容は一生手元に置いて使える本です。
でも自分が一番最初に感動したことは、作者が前書きにて「練習するには時間がかかること」を認めその代わり「練習すればかならず上達する」と言葉を言ってくれていたことでした。
ノウハウ本は得て読んだだけで出来るようになる魔法の本ではありませんから、前書きでそのようなことを言ってくれる作者に心打たれました。
こんなに絶賛するとさくらを疑われそうです。本の価値を証明するための手段は読んだ我々が実際に絵を描くことだけですねから、さあ、頑張りましょう。
Amazon.co.jp
内容がかなり濃厚なので、レビューにも記載されている通り一生使える参考書籍といえるでしょう!
ただ、濃厚な分応用分野ではかなり難易度が高い内容となっているので、理解するまでに時間と労力が必要になってくると思います。
また、他のレビューでは翻訳がやや直訳っぽいとのことで、確かに日本語の微妙なニュアンスが伝わりづらい印象をうけます。
目次をご覧いただければお分かりいただけると思いますが、ぎっしりと技術が解説されており、価格以上の価値のある本書籍をご購入してみてはいかがでしょうか?
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