ゲーム分野に特化したイラスト参考書籍の決定版!『ゲームアート 古典に学ぶキャラクターと世界の描き方』【書籍レビュー】

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ゲームで見かけるかっこいいデザインを学びたいけど、学校に行くしか方法はないのかな?( ;∀;)

そんなことはないぜ!そんな君にお勧めの参考書を紹介するよ!!

2Dと3Dで美しく表現されるゲームアートに誰しも憧れを抱くものではないでしょうか?

とはいえ、美大や専門学校に行けない人にとってどう勉強すればいいのかわからないのも事実だと思います。

そこで今回は、『ゲームアート 古典に学ぶキャラクターと世界の描き方』というゲームアートに特化した参考書について紹介していきたいと思います!

『ゲームアート 古典に学ぶキャラクターと世界の描き方』 とは?

内容紹介と著者については下記の通り。

ゲームアートは、アート史における革命ではなく、進化形だ。

紙やカンバスを相手にする、コンピュータスクリーンに映し出す、どちらにしてもアーティストの使命は、フラットな四角形に奥行きを与え、生き生きとした世界を見せることだ。

基本の描画スキル、ライト、陰影、カラーからはじめ、複雑なキャラクターや世界の描き方へと進みます。古典のアート技法を基本として身につければ、プレイヤーにエモーショナルエクスペリエンスを提供できます。

本書は「Game Art: Classic to Cutting-Edge Art Techniques for Winning Video Game Design」(Watson-Guptill刊)の日本語版です。

クリス・ソラースキ(CHRIS SOLARSKI)は、コンピュータアニメーション専攻で大学を卒業後、ロンドンのSony Computer Entertainmentで3Dキャラクターおよび環境を担当するアーティストとしての職を得ました。その後、ワルシャワ芸術アカデミー(Warsaw Academy of Fine Arts)で美術を学びました。そのときに古典芸術とゲームデザインのつながりを発見した彼は、本書を著し、現在はSolarski Studioを立ち上げてゲーム制作をしています。スイスの新進のソーシャルゲーム関連企業Gbangaのクリエイティブディレクターを務め、SAEインスティテュート、チューリッヒ校で講義を行っています。

Amazon

本書で解説されていることは、主に人体の解剖学とマップデザインに必要な知識、コンセプトアートに大切な要素などです。

一からイラストを勉強する人にとってはかなり難解な参考書なので、ある程度人体や背景、デッサンが上達した状態で読むとかなり有益な情報が掲載されています。

レベルデザインや3Dと2Dを融合して作成するコンセプトアートは、一見誰にでもできそうなスキルに見えて実は奥が深く、綿密に考えられているのが分かります。

実際に発売された様々なゲームを例に話が進められるので、ゲーム好きにとっても読み物として面白く感じるのではないでしょうか。

下記は実際にAmazonでレビューされているものの引用です。

★★☆☆☆ 絵が描けない人がまとめた単語辞典

引用にゲームの写真を用い非常に中身がありそうな本に見えたのですが読み進めると内容的には、みんな知っているような基礎的な物しか載っていない絵で大事な部分、たとえばライティングなどはなぜか1ページで説明他に良書がわんさかあるキャラクターのデッサンの説明に大半を費やしています(あんまイケてません

ここまできて違和感を感じたので作者のサイトで作品を見ると絵があまりうまいとは言えず、数も少ないです・・・私の中で納得がいきました

そう、これは絵描きでなく、アートファンが描いたアート技術本なのでした総じてあまり意味がある本とはいえませんがたまに見覚えのない単語が出てくるところで、おっと思いますそれに4000円払えるかといえば、他に買うべき本がある気がしますね

Amazon.co.jp

Amazonのレビューでは、星5つ中2となっており、評価が低いのが印象的です。

特に、デッサンの内容が多く、応用分野はあまり詳しく記載されていないといったレビューが目立ちました。

ただ、カメラアングルやコンセプトアートを制作するうえで重要な考え方について学ぶことができるので、誰しもが評判の悪い参考書と感じるわけではないと思います。

まとめ

この本一冊だけで、イラストが劇的に上達するかと言われたら、それは難しいと思います。

しかし、他の本と合わせて学ぶととても有意義なデザインに関する知識を得ることができるので、2冊目3冊目の参考書としていかがでしょうか?

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