Wacomの「Cintiq 22」レビュー!イラストを描いてみたら最高だった!「Cintiq 13HD」とも比べてみた

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こんにちは!「Cintiq 13HD」を5年ほど愛用しているたこくらげです。

今回は、エントリーモデルにラインナップされている「Cintiq 22」が我が家に届いたので、早速レビューと「Cintiq 13HD」との比較をしてみたいと思います!

ドデカイ箱。宅急便が来たときは座椅子が来たのかと思ったほどだ。

Cintiq 22を使ってみた感想

筆者は、長年「Cintiq 13HD」でイラストや漫画を描いてきましたが、正直画面が小さくかなり拡大しなければキレイな線画が描けなかったり、塗り漏れを発見できないなど、作業に拡大縮小が入る分、絵を描くのに時間がかかっていました。

そして、「Cintiq 22」を使用してみると、画面が倍くらい大きくなったので、拡大縮小を繰り返さなくてもある程度塗り漏れを発見することができ、伸び伸び創作活動に打ち込むことができました!

画面が大きくなると、心持ちがワンルームから一軒家に引っ越したような広々とした感覚を味わえます。

ただ、解像度は両者ともに同じなので、画面が大きくなった分、ドットが大きくなり、ジャギーが目立つことはあります。

とはいえ、従来の大きな液晶ペンタブレットと同じ解像度なので、特にデメリットに感じることはありません。

リップクリームとの大きさ比較。ベゼルもあってかなり大きく感じる。

これまで使用してきた「Cintiq 13HD」には、別売りのペーパーライクフィルムを貼っていたが、今回「 Cintiq 22 」には、貼らずに使用しています。

Wacomの液晶ペンタブレットは、もともと紙のような描き心地を追求した表面加工となっており、アンチグレアなので、フィルムを貼る必要性はないとのこと。

実際に、絵を描いてみると確かに紙のようなザラザラとした抵抗を感じて、非常に心地いい描き心地でした。

10万円以上する商品なので、傷が付かないか不安でしたが、正規の芯を使っていれば基本的に傷つくことはないようです。

今まで付属していたペン立てが今回はない!

従来の板タブや液タブには、ペン立てとその中に替え芯が付属していましたが、今回からは液晶ペンタブレットの側面に挟むためのアイテムに変わっていました。(下図参照)

最初は何に使うアイテムなのか分からなかったが、どうやらペン立ての代わりのようだ。

液晶ペンタブレットの左右両方にペンを挟むアイテムを差し込める隙間が用意されており、利き手問わずペンを設置できるユニバーサルデザインになっています。

ピッタリサイズ。ペン立ても味があったが、こちらも収納上手でアリかと。

ぐらんぐらんすることもなく、キチッと側面にペンを収納することができました!

ただ、替芯がないため、磨り減ることを想定してあらかじめ替芯を合わせ買いしておいてもいいかもしれません。

デフォルトで付いている芯は、ノーマルタイプで、従来のようなスプリングの付いたものではないため、そちらに慣れている人は別途購入が必要。

大型液晶ペンタブレットに見られる視差はほとんどない!追従性もOK!

かなり斜め横から見てもほとんど視差はなく、正面から見ることになるので、何の違和感もない

従来の液晶ペンタブレットでは、大型化するほどガラス幅が分厚くなり、視差が問題視されていましたが、「 Cintiq 22 」では、ほとんど視差はなく、かなり横から覗くと0.1mmあるかないかです。

proと比べると追従性が悪いとのレビューが目立ちますが、普通に描く分には何の問題もなく、個人的な感想を言うと、かなりシャッシャッと素早くキャンパスに描いても違和感はありませんでした!

接続方法はHDMI・USB・電源

先はそれぞれ独立した一本になっており、やや背面はごちゃごちゃしてしまう。

「Cintiq 13HD」では、一本にHDMI・USB・電源が付いていてスマートな接続ができましたが、今回はそれぞれ独立した線になっており、背面が若干ごちゃごちゃしてしまう印象。

ただ、背面に配線するので、手元はかなりスッキリして、勢い余って「Cintiq 13HD」では、右側の接続端子を引っこ抜いてしまったり、中には折ってしまう人も居たようですが、今回は安心できますね!

一見、奥まった位置に挿すところがあるので、接続しづらいように思えますが、下部がスライド式で広がる仕様になっているので、問題ありません。

付属のスタンドは超優秀!ワンタッチで自在に角度を変えられる!

上位機種は別売りされているスタンドも本商品には付属されている

箱から開封した時点ですでにスタンドは、液晶ペンタブレットに付属していました。

ちょうど真ん中に設置されており、ワンタッチで角度を任意に変更できるので、とても便利に感じます!

がっしりしていて、少し押したくらいではビクともしません!(体重を乗せると折れてしまうかもしれませんが……)

まとめ

結果的に、「Cintiq 13HD」から「Cintiq 22」に変えて大満足です!

やはり液晶ペンタブレットは画面サイズが大きいほど作業領域が増えるので、描画速度も上がった気がします!

エントリーモデルといえども、十分プロフェッショナルの現場でも大活躍すること間違いなしでしょう!

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