
絵の参考書はたくさんあるけど、結局どれを買えばいいんだ!わからない!僕わからないよ!!
絵に関する参考書はそれぞれテーマに絞って沢山販売されていますよね。
初心者だと最初にどれを購入すればいいのかわからず困惑してしまうこともしばしば……。

大丈夫!今回紹介する参考書はぜーんぶ解説されている夢のような教科書だからこれさえ買っておけば安心よ!
ということで、今回は万能教科書『デジタルアーティストが知っておくべきアートの原則』という書籍を紹介していきます!
デジタルアーティストが知っておくべきアートの原則

本書籍は、株式会社ボーンデジタルから発行・発売されており、約4400円で販売されています。
多くの書籍は一つの専門分野にフォーカスを当てて解説されていますが、色・光・構図・解剖学・遠近法・奥行きなどオールラウンドに解説されている初心者から上級者まで必見の参考書です。

表紙や裏表紙にびっしりとイラストが描かれていますが、どれも詳しく技法や特徴などが解説されています。
総ページ数は271ページと大ボリュームで、まさにイラストの辞書ともいえる書籍ではないでしょうか?
全体的になんだか難しそうな印象を受ける表紙ですが、序章は初心者向けに色とは何か?光とは何か?といった初歩的な技術・現象の解説から入ります。
文字だけではなく、参考図も半分以上占めるほど盛りだくさんで、視覚的にもわかりやすい構成になっているのが特徴です。

全部で六章に分かれており、ページをめくるにつれて高度な技術の解説が書かれています。
ざっくり例えると、1章の「色と光」は色彩検定などで学習するような内容で、2章の「構図」はカメラの構図資料の解説付き書籍に書かれたような内容が記載されています。
3章の「遠近法と奥行き」はパースの知識を中心に、色で遠近感を出す「空気遠近法」などの技術解説もされています。
次に4章の「解剖学」は美術解剖学書で各骨や筋肉の名称、動き方が記載されている内容をシンプルにまとめて絵に必要なだけの知識を得ることができます。
5章の「リファレンスギャラリー」は、実践的なアートの基礎理論を実際に描かれた作品を通して学んでいく章となっております。
最後に6章の「アートギャラリー」は世界のクリエイターが制作した作品に解説を添えて読み手の感性を高める効果があります。

ほ~!これさえあればほかの参考書籍は最小限に済みそうだね!
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