
どうも、独学絵描きの☘たこくらげ☘です!
人物の横顔の描き方が気になっている方も多いかと思います。
最近では、3Dモデルを素体にして作成される方も増えてきましたが、手軽にアナログでも綺麗に横顔が描けたら嬉しいですよね♪

難しいことは考えたくない!
そこで今回は、バランスの整った横顔を簡単に描くコツについて徹底解説していきます!
アタリの描き方
アタリとは、下描き前に描きやすくするための目印のようなものです。
例えば、3Dを使って下描きを作成する場合の3Dがアタリと言えます。
横顔のアタリは、テンプレート化して覚えてしまえば、漫画やイラストなどを作成する際に素早く処理することができるので、おすすめです。

横顔における前頭部は、後頭部よりも面積が狭くなる一方で、曲線が多いのが特徴です。
目から頭頂部と目から顎先までの長さはなるべく等しくなるように意識しましょう。
また、鼻先から耳と後頭部から耳の長さもなるべく等しく描くように意識するときれいな横顔が描けます。
横顔を描くにあたって、壁となるのが髪の毛だと思います。
髪の毛はカツラを意識していただければ簡単で、頭部よりも若干大きめに描いて被せるのがポイントです。
頭部と同じくらいに描いてしまうと、濡れていて張り付いている感じが出てしまうので、注意が必要です。
横顔の作成過程をテンプレート化してしまえば、漢字を書くように安定したクオリティで量産することもできちゃいますよ!
各部位の配置位置について
各部位の配置位置は、ある程度固定されています。
横顔は、「目」と「耳」と「眉」がそれぞれ一つずつ描かれます。
基本的に、アタリは円の中心に線が重なるように十字を引いて、さらにその半径を2等分する線を付けて使用します。

目を配置する場所は、中心線の半径の中心になり、口も同様に中心線の半径の中心に位置します。
耳は円の中心に配置するようにして、後ろ半分は後頭部となります。
表情や顔の角度によって調整しなければいけない部分も出てくると思いますが、上記の基本を抑えておけば応用も効くはずです。
横顔の目の描き方
横顔の目は、正面よりも面積が狭くなり、形も独特なものとなります。
ただし、眼球自体は円形なことに変わりはありませんので、ベースは円で考えます。
瞳は眼球の全面に平らに張り付いているので、横を向くと自然と面積は半分くらいに狭くなります。
そのため、正面を見ている場合は、白目の面積が広いのが特徴です。

ポイントは、様々な作家さんの横顔の目を観察して、自分の中である程度テンプレート化してしまうのが簡単でしょう。
耳の描き方
耳は、他の部位とは異なり正面のときよりも面積が広くなります。
耳の形は指紋と同じように一人ひとり形が異なるので、これといった描き方はありませんが、ベースとなる形は存在します。
こちらもテンプレート化して素早く描けるようにしておくことをおすすめします。
口の描き方
口も瞳同様に正面の半分程度の面積になります。
正面時の口の形の左右どちらか半分を横顔に描くと違和感の少ないいらすとになります。
デフォルメ具合で唇の形を表現しない場合もありますが、6頭身以上であれば描くほうがいいと思います。

口は唇の形に沿って描くようにしないと、唇の上に口の中が描かれている事になりかねないので注意が必要です。
おすすめは、あらかじめ唇を描いておいて、口の形が決まったあとに唇の形を修正する方法です。
横顔の描き方まとめ
横顔の描き方は、正面顔の描き方よりもパターン数が少ないので、ぜひ自分なりにテンプレート化して文字を書くように素早く描けるようにしておくとかなり作業が捗ります。
顔は球体がベースになっているので、頭や目などを描く際は円形のアタリを描いてから下描きを始めるときれいな横顔に仕上がるのではないでしょうか?
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