イラスト始めたいけど何から手を付けたらいいの?

イラストの描き方
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初心者
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萌え絵を描きたいけどどうすれば描けるようになるの?

イラストを始めたいけど何から手を付けていいか分からない人は多いようです。

そこで今回は、イラストを描いたことがない初心者が上達するためにやるべき練習方法や揃えるべき道具について徹底解説していきたいと思います。

おすすめの練習方法

最初は、「何から描けばいいのか?」「どういった練習をすれば早く上達できるのか?」といった疑問がたくさん出てくるものです。

筆者も何から手を付けていいか分からず、参考書の模写ばかりしていたのはいい思い出です(汗)

そこでここでは、おすすめの練習方法について紹介したいと思います。

デッサン

デッサンとは、鉛筆や消しゴムを使って紙に対象物を「そっくりそのまま写し描く」ことをいいます。

この練習を怠ると、リアリティのある一般的に上手と言われるようなイラストから程遠い自己流のイラストに仕上がってしまい、どんどん上達から遠のいてしまいます。

イラストの基礎能力を培う意味でもまず最初にデッサンから始めることは、例え萌えイラストを描きたくても「急がば廻れ」という言葉通り、上達には避けて通れない道と言えます。

最初は、球体やリンゴのような簡単な対象物から、徐々に石膏や風景など難易度の高い対象物へステップアップさせていきます。

クロッキー

クロッキーとは、別名「速写画」と呼ばれる対象物を素早く描画することをいいます。

特に人物や動物などの有機物が対象にされており、「POSEMANIACS」という無料のアプリ・HPを使い様々な角度から人物の特徴を素早く捉える練習がおすすめです!

デッサンで「正確に対象物を描き写す」能力を培い、クロッキーで「描画速度を向上させる」能力を培うイメージです。

キャラクターイラストに入る前にこの2種類の練習をみっちりやっておくことで、画力の基礎が固められて爆発的な伸び率で本来描きたかったイラストの絵が上達していきます。

POSEMANIACSのHP

模写(色塗りまで)

ある程度上記2種類の練習を行ったあとは、目標とするイラストレーターや漫画家の絵を仕上げまでしっかりと模写して研究することが大切です。

絵柄は作家の手癖も大きく反映されてくるので、目標とする絵柄はどのように処理をするといいのか講座がなくても基礎力があると理解できるはずです。

まとめると下記のような手順で練習すると上達が早くなります。

  • 初期(数ヶ月~1年):デッサンとクロッキーを交互に行う
  • 中期(2年目~)  :初期サイクルに模写を取り入れる
  • 後期        :上記サイクルにオリジナルイラストを取り入れる

揃えるべき道具

イラストを描く際に大きく分けると2種類の描き方で必要な道具が異なります。

  1. アナログ
  2. デジタル

アナログとは、鉛筆や絵の具などを使用して直接紙に描くものをいいます。

また、デジタルとは、パソコンやペンタブレット・マウスなどを駆使して描画ソフトでコンピューター上に描く方法をいいます。

アナログ

アナログは、紙と鉛筆さえ用意すればすぐに始めることができる一方で、本格的に漫画やイラストを制作するには、画材やトーンなどの消耗品をたくさん購入する必要が出てきます。

デジタルでは表現しづらいアナログ独特のタッチでイラストを制作できますが、ランニングコストを考えるとデジタルよりアナログのほうが高額になりがちです。

おすすめは、デッサンやクロッキーなどのような紙と鉛筆で行う練習はアナログで行い、本格的なイラスト制作はデジタルで行う方法です。

思い立ったらすぐに始めることができる点がアナログ最大のメリットと言えるので、練習に最適です。

デジタル

デジタルは、パソコンやペンタブレット・描画ソフトなど初期費用が高額になる一方で、長期的には画材やトーンを買い足す必要がない分、おトクにイラスト制作を進められます。

また、SNSへイラストを投稿する際や漫画賞のような出版社へ提出する際にメールやオンラインストレージを活用することで、データのやり取りが簡単に行える点が魅力的です。

さらに、アナログで万が一インクをキャンバスにこぼしてしまえば替えはないため、最初からやり直しになりますが、デジタルでは「戻る」ボタンを押すだけで元通りになりますし、バックアップを外付けHDDやUSBにしておけば安心ですよね!

今までイラストを全く描いたことがない人は、個人的にデジタル環境を最初に準備しておくと思う存分色塗りやトーン貼りを行えるので、お金を気にすることなく練習できるのでおすすめです♪

まとめ

とにかくイラスト制作において「デッサン」と「クロッキー」は非常に大切な練習となりますので、まだパソコンを持っていない方はコピー用紙に鉛筆で身の回りのものを正確に写し出し、POSEMANIACSのアプリで速写を行いましょう!

すでにパソコンをお持ちの方は、ペンタブレットと描画ソフトを購入してデッサンやクロッキーもデジタルでしてみるのもいいかもしれませんね。

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