【第二回】イラストメイキング【クリスタ】

イラストの描き方
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今回は、第二回目のイラスト解説をしていきたいと思います。

こちらは、バーチャルユーチューバーのファンアートで、僕のお気に入りのイラストです♪

下描き

まず、デザインドールのキャプチャをCLIP STUDIO PAINTに取り込んで、透明度を下げて下描きしやすいように処理します。

今回は、普通にキャプチャしましたが、デザインドールの操作時に右クリックを押し続けると(右ドラッグ?)素体にグリッドがついて、よりアタリとしての効果を発揮します!

ロックなイメージでポージング

次に、下描きに移ります。

絵描きさんごとに下絵の役割は、さまざまですが、僕の場合だとしっかりめに下描きをして、ペン入れはなぞって強弱を付けるだけのスタイルです!

線がぐちゃぐちゃだと線画で迷って逆に時間がかかってしまうので、急がば回れで線画につかえるんじゃないか、くらい描き込みます。

蝶やリングの一部は、DLしたデコレーションペンを使用しています。

表情パーツは、逆正三角形を意識して配置してください!

髪の毛は、つむじとなる部分にバッテンマークをつけて、そこから動きをつけるように描いていきます。

ツインテールとなる部分は、動きをつけるようにうねりを利用してさまざまな方向へちらしてバランスを取っています。

また、左右で情報量が同じになるようにバランス調整しながら、髪の毛や装飾品などを描き込んでいきます。

ペン入れ

続いて、ペン入れですが、今回は最も細い線画に挑戦してみました!

普段は、漫画のように強弱をつけてメリハリを意識していますが、ギャルゲ塗りのようなイラストの線画に憧れて試しに下図のような線画に仕上げてみました。

レイヤー構成は、下図のとおりです。

下描きとペン入れのレイヤー数が同じくらいになりましたが、普段は下描きフォルダの方が、もっとレイヤー数が多いです。

例えば、髪の毛だと前髪と後ろ髪、ツインテールやポニーテールの場合はそのレイヤーを作って各々分けてレイヤーカラーを変えたり透明度を変えたりと、自分なりに見やすい画面になるように意識しています。

キャラクター色塗り

今回は、ペン入れの段階でハイライトを描かなかったので、ハイライトはペン入れフォルダの上に作成して乗せることにします。

やはりハイライトがないと生気がない印象になり、不気味になります(笑)

ただ、この絵だとピアスやリングをたくさんつけていて、メンヘラっぽい印象もあるので、ハイライトなしでもいいかもしれませんね♪

線画を補足しましたが、ブラシ塗りは難しいので、アニメ塗りのようなざっくりとした影の描き方をしています。

ハイライトを入れて完成です!(下図)

細い線画で新しい表現‼

今回、線画を補足してなるべく強弱がつかないように線画を仕上げたので、線画を消してしまっても綺麗なイラストになりました!

これはこれで、一種のデザインのようなイラストになりましたね‼(けいおん!で線画のないイラストがあったような……。)

恐らく、厚塗りと呼ばれるイラストを描く場合は、線画を描かないことが多いので、慣れないうちは、このイラストのように細い線画で下塗りをしてから、ペン入れフォルダを非表示にして、更に色塗りを進めていくとそれっぽく仕上がるのではないでしょうか!

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